12
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
RECOMMEND
SPONSORED LINKS
RECENT COMMENT
MOBILE
qrcode
OTHERS
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク | - | | - | - |
ある恋の物語〜南の気持ち
私は龍典と、どんな関係でいるのを望んでいるのだろうか。

結婚?
宏志と離婚し、龍典も繭と離婚し、障害は何もない。が、何故か躊躇う。

恋人のトキの宏志と、夫になった宏志の違い。みんなそうよ、結婚なんてそんなモノよと、親戚のおばちゃんは言ってた。

また、龍典と宏志は、当然ながら違う人間だ。宏志とはダメだったとしても、龍典とは上手く行くかもしれない。

しかし…

やはり、このまま、籍を入れないで恋人でいたい。不安定は結婚してもついて回って来る。そう思う南であった。
| 小説 | 23:01 | comments(3) | - |
ある恋の物語〜後編
別れを言おうと決心した南は、その日宏志の帰宅を一日千秋の思いで待った。

仕事で疲れている筈なのに、いつもジョークを欠かさない宏志は、今夜も「よう、南。なんだ?真剣な顔をして。まるで離婚でもしたいって感じだなぁ。」と、南にとっては心臓が高鳴る思いだった。

しかし、これに水を得て「実はそうなの。離婚してくれる?」と言ってみた。自分の冗談が本当になったとわかった宏志は、一言「そうか…」と言ったまま、自分の部屋に引きこもってしまった。

翌日、南が先に出勤する時も、部屋のドアは閉まったままだった。なんとなく気になりながらも、その日の仕事をこなし、早々に帰宅した南は、マンションのドアを開けて呆然としてしまった。

なんと、もぬけの殻だったのだ。二人で揃えた家具やインテリア用品とパソコン以外、冷蔵庫と洗濯機迄すべて宏志が持ち出したのだ。テーブルの上には離婚届が1枚、南が書く所を残しすべて埋まっていた。

一方、龍典も、同じような反応を受けていた。繭の場合は、家電すべてを持ち去り、家具とカーテンが残してあった。

そういう訳で、今や二人の間に何の障害もなくなったのだ。この後、正式に離婚した二人がどうしたのか?…誰も知らない。
| 小説 | 03:54 | comments(5) | - |
ある恋の物語〜前編
まったく、古今言われて来たコトバだけど、なぜ出逢ってしまったんだろう。

繭との生活に何も不満があったわけじゃないし、南だって宏志を、新婚当時とはやや減ったもののやはり愛している。

なのに、あの日から南と龍典は、互いに心の中のかなり大きな部分を占めるようになってしまったのだ。

離婚するか?そして南と暮らすか?

1年位悩み続けて、元々痩せ気味だった2人は、周りから「なんかやつれたみたいだけど、大丈夫?」と言われる程になっていた。

このままではいけない。よし、思いきって、離婚を切り出すぞと決心する2人であった。

| 小説 | 03:53 | comments(0) | - |
1/1PAGES | |